三年間で作る食事が、無秩序かどうか 季節
6:59の太陽は低くて眩しい
景色が全部、白くとろける
頭の左側が、どろどろに融ける
足の指が冷たい
意識の下で微笑むことは、
考えることをやめること。
考えることをやめることは、
全て忘れること。
新しい、秘
思考停止が嫌い。君の黒くて長い爪がすき
きみは何も守らない
好きなことだから、忘れたくない
微笑まないで、ほしい。人間だったら
そらるの歌声は、ホール会場の方がきれいに響いた。ライブハウスでは、輪郭がぼやけすぎて少しもったいないと思う。
チカチカと、わたしの部屋で少しずつ花火をした
煙の匂いはわたしの部屋にしか残らないので、
ずるいきみとわたしの花火
最高のオチが待っていた 人が変わるわけない 簡単に
遺伝や血を呪ったことがあるけれど、
それはとても不毛だからやめた
わたしのものだ、当たり前だ、人格だ。
季節のせいにするくらいが、誰のことも傷つけないけれど、季節はあまりに生活から離れたもので、きっと夏でも秋でも変わらずに笑いきっていた。
川の中で、木が倒れている
即席に見えて愛情は、積み重ねた時間をかけたものだった
朝日にとろける 気持ちの輪郭も、未来の予想も混ざり合って融ける
わたしが寂しくても泣かないのは
わたしたちが寂しくても平気なのは
三年間温めた愛を、自分で選んで抱きしめた、からだよ。