ギリギリセーフな安定と理解

健康な側面 言葉を残したい若い若い

10年後の歌をうたう|浦島坂田船2023年アルバム「Plusss」

 

今年も夏が来た〜〜

浦島坂田船夏ツアーの季節です。

いろんな場所でキラキラ幸せを吸い込みまくる季節。

オタクになるまでは暑いの無理すぎて夏嫌いだったんだけど、今やもうすごく大好きで特別な思い出がたくさんある季節になっちゃった。

季節っていう生きていく上ですごく大きな要素へのテンションを変えちゃうなんて愛はすごい。

というわけで今年も夏アルバムのブログを書きます。ていうか1年更新してなかったんだね。

全曲の感想を書こうと思ったけど、ソロ曲はライブで観て印象・感想がメッチャ変わるのでそれはまたツアー終わったあとに書こうかな。

 


01|+

多幸感すご〜〜もう夏ツ楽しいのわかる。

これ聴きながらライブ会場向かってることが容易に想像できるし、もう楽しい。

去年のPiece Piece Pieceでこれ以上の多幸感曲あるんかと思ったけど、これも最高に人生幸せ曲。最後の歌詞の「+1 +Happiness」で今年のアルバムタイトルとツアータイトルがPlusssである意味が自分の中に落とし込まれた。

+/浦島坂田船 - YouTube

 

02|シャドウ

作詞作曲センラくん!!

推し贔屓なしでこれがアルバムの中で一番好きかも。こういうメロディアスでちょいシリアスな歌が好き。歌詞の日本語も美しいし韻の踏み方も心地よい。

これは動画投稿されててMVもあるんだけど動画もすごく好きだな〜

ライブで聴いたらペンラ振る余裕なく全部忘れたくなくて棒立で集中しまくりで聴いちゃう予想。いやてかもうほんと日本語がずっと綺麗なんだよな〜〜〜

そして推しの語彙からできてる詞て宝物、ほんと。

シャドウ/浦島坂田船 - YouTube

 

03|SUNNY

これも生きるの楽しい曲だね〜〜〜

振り付けのどこかにピースサイン入ってそうなホカホカ楽しい曲。

+よりも日常の幸せを歌っている感じがして天気が良い日にお散歩しながら聴きたい。静止した状態ではなく歩いたり走ったり体を動かしながら聴きたい曲

あとこれはC&R絶対楽しい〜〜〜〜!歌の中でC&Rがすでにあるタイプなんだけどそこの煽りパートがセンラくんなの;;

ライブ絶対楽しいし音源でもライブみたいだけどちょっと歌っぽくYou say “All Right” とか Come on “Jumping”とか言ってるセンラくん愛し〜〜〜〜

 

04|生き証人

これも〜〜かっこよすぎ。

レッドホットを聴いた時のときめきに似ている。人力トロッコスピード速めで歌ってほしい。風を浴びて歌ってほしい。爽快感となんか壊しちゃうんじゃないかっていう真っ直ぐさ。この人について行ったら補導されそうだけど楽しめそうなヤンキー感。

わたしはセクシー系よりこっちの方がかっこいいベクトルでブッ刺さる。

 

05|獣王無尽

これ今までの生き物シリーズで一番好きかも。

何回も聴いて最近思ったけどこの曲聴くとなんか少年たちを思い出す。(昔ジャニーズでやってたミュージカル)

雰囲気が物語の最中に始まる曲っぽいのが今まで違ってすごい好きだった。セリフの有無も影響してると思うけど、セリフ部分以外でもテンポに緩急しっかりついてるから一個のシーンを観てる気持ちになる。

あと詳細に散りばめられたこれまでの要素が良い。

印象的なのは「いきしちにひみいりい」が多分ピコエポの「あかさたなはまやらわ」の進化形だし当て字が「意気 死地に秘 身入り胃」だったこと。初めて見る胃の使い方。予想できないhalyosyさん作品

獣王無尽/浦島坂田船 - YouTube

 

10|We can fly away,NEW SKY!(うらさかユニット曲)

すごくキラキラ希望曲なんだけど実はうらさか愛が半端ない曲。

収録曲発表の配信でも言ってたけどうらさかの互いへの想いを歌ってますと本人から言われてる

シンメ愛しかない曲・・・ライブで歌ってる時のうらさかの表情とそれを聴くうらさかリスナーの表情を見ながら聴きたい…T T

We can fly away, NEW SKY!/うらたぬき&となりの坂田。 - YouTube

 

11|bloom(志麻センユニット曲)

希望を歌ってる。

志麻センは大人〜みたいな位置付けあるけどユニット曲はこんな爽やかに輝いてるの大好き。志麻センは、かっこよさとは色気やセクシーとかそういう性的で直接的なものでは無いことを歌やパフォーマンスで証明してると思ってる。

あとこちらセンラくん作詞作曲!!推しが書く歌詞が希望に溢れてて初めて聴いた時ちょっと泣いた。

bloom/志麻&センラ - YouTube

 

12|LoveLoveLove

これまた大事な曲になりますね。10周年のANNIVERSARY Songだと思ってる。5年後くらいまでツアーで歌われそう。

要素多めドタバタ曲は聴いててニコニコです。自分の曲としての好みはメロディアスというかメロウなものなんだけど、浦島坂田船にはこういう曲が大事だと思ってる。

浦島坂田船を全然知らない人が聞けばどういうこと?てなる感じだけどファンはわかるこの楽しさというか身内感というか

この身内感を「これこれ!」って100で楽しめることは浦島坂田船の魅力のひとつだと思ってる。

LoveLoveLove/浦島坂田船 - YouTube

 

13|Crossroads

もうライブの演出が楽しみな曲。(歌う前提)

あとセンラくん歌い出し!!推しの歌い出しは嬉しいね〜〜歌詞の日本語と高音が綺麗で毎回しっかり聴いちゃう。

 

14|絶景

ここで絶景くるか〜〜〜ありがとう決めた人T T

2023年春ツは1公演もいけずに亡霊化しており絶景大好きなんだけど切なくてあんま聴けなかった、ある意味思い入れの強い曲。

夏アルバムに春曲入ってると一気に上半期アルバムて感じするな〜てかよく考えたらアルバムの中にシングルリリースされた曲が入ってないのって浦島では普通だけどよく考えたら不思議なことだよね。

夏ツで歌ってくれたらもうほんとに感謝する。

絶景/浦島坂田船 - YouTube

 

15|VOYAGE

「繋ぎ止めてくれたから」の部分でえっ!!て言っちゃった。ここで持ってくるのやばいT T(センラくんは数年前に辞めよう思ってたことがあってそれをメンバーが引き止めた話を4月のたまアリAnniversaryライブで言ってた)

ライブでは逆にこういうエモ曲は泣かないんだけどここの部分は流石に泣いちゃいそう。

あと10周年で「10年後は〜」って歌ってるのすご。20周年を見越してる可能性ある。10年後なんて自分のことですらどうなっているか何もわからないけど、何もわからないから言える、歌えるんだろうな〜今の姿勢を見せてくれるだけでも嬉しい。

10周年を迎えた時に、この先10年の話をしてくれる、すごく嬉しい。

 

私のツアースタートは広島から。もう来週だ〜〜

夏の特別な思い出がまた増えるのがもうわかる。暑さへのストレスが全部なくなるくらいの幸せな季節へ行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦島坂田船 夏アルバムToni9ht 推しに絶大な信頼を持つ

 

 

今週末からもう夏ツ?!

去年の夏ツからもう1年?!

なので今年の浦島坂田船アルバムについてツアーが始まる前に滑り込みで書く📝

 

そろそろ全曲鼻歌で歌えるようになってきた

全16曲のフルオリジナルアルバム

一曲目のPiecePiecePieceが本当に好き

うわ、楽しいの来ちゃった

曲始めの「Piece PiecePiece」の歌詞の後にセンラくんの声が入る、そのときに感じる涼しさが毎回心地良い。(センラくん推しです)

 

「まだライブ行ってないのにもうライブ楽しいじゃん」の気持ちから一曲目がはじまった。

今までのアルバム一曲目の中で一番あがったかもしれない(毎年同じこと思ってそうだけど)

浦島坂田船のアルバムの特徴は、アルバム聴くとライブがより楽しみになることかもしれない。

浦島坂田船の夏っていうと夏ツアー!って感じだけど、アルバムの一曲目を聴いた時からもう"浦島坂田船の夏"が始まってる。

 

アルバム発売が告知された時、コンセプトが"夜"と聞きメインビジュアルがナイトプールだったので"浦島坂田船×夏の夜(ギャル、パリピ系)"から生まれるものが想像できなかった

正直、すっごいギラギラしたやつだったどうしようという気持ちさえあった。

浦島坂田船はいわゆるギャル、チャラいみたいなグループって感じではないので、「ん?どんな感じになる?」の少しはてなが浮かぶ気持ちになった。※「えーなんか違う」みたいなマイナス感情ではない

とにかくチャラ夏のイメージがなかった

 

が、それは本当に本当に杞憂で要らぬものだった。クロスフェードを聴いて

「ハイ浦島坂田船が"浦島坂田船の夏"をミスるわけなかった〜杞憂杞憂!アルバム最高に楽しみ〜!」になった。

ちな浦島坂田船のクロスフェードはクオリティが高くてほぼアニメ。

 

今年の浦島坂田船の夏アルバムは塩素の香りと冷たい飲み物、たまに吹く風がぬるかったり、汗ばんだ肌に夜風を感じたり、とにかく一つも後ろめたさはなく、何年経ってもあの夏楽しかったなあと言える、視覚的にも感覚的にもキラキラした夏を聴かせてくれた。

ライブではきっと、体感できる。

要らなかった杞憂なんて1ミリも思い出すことなく大正解な夏になる。

 

個人的推し曲は、

PiecePiecePiece

ヨニゲーム

溺愛

鈍色Wheels

僕のシンデレラ

アンコール

(ソロ、ユニット曲は除く)

僕のシンデレラは特に好き。多幸感が半端ない。浦島坂田船の幸せいっぱい曲が本当に本当に大好き、多幸感が激高だと涙出る。ライブで聴いたら更に好きだと今からわかる

 

毎年言ってるかもしれないけど、浦島坂田船の大好きポイントは毎年、「おっ今までにない感じだな」と新鮮さを感じさせてくれるところ。

毎年パワーアップする推しが最高すぎる。

最新が最高なグループ。

 

という浦島坂田船の夏ツアーは今週末から宮城を皮切りに全国の夏を楽し沙で埋め尽くしていく。

浦島坂田船の夏なら、多少暑くても良い。

 

 

屋台の食べ物は冷静になると買うタイミングがない。色素の薄い目が陽の光に透けている。最近から半年前くらいの話まで

 

 

 

今年の紅白で薬師丸ひろ子の「Woman Wの悲劇より」の歌を見てハマった。

曲も歌詞も本人の姿もセットも全部が好きポイントにハマってItunesに入れた。

ママがこの曲がきっと好きで、聞くたびに私も気に入っていて。

今までも何度かどういう曲かを説明してもらっていたと思う。Wの悲劇という作品の歌らしい。Wの悲劇の説明も何度かしてもらっているが、ママが話すWの悲劇の説明が好きで何度も知らないフリをして聞いてしまう。

それでいくとママの話し方が好きだ。実家に帰るたびに真似をしたくなる。

 

人と会っていて、解散してひとりになると夏に1人で鳥取砂丘へ行ったことを思い出す。

究極にひとりだったからだ。多分。

1人でいるときはほぼ音楽を聴いているけれど、その時は何も聴かずに砂と海だった。

その時というのは、砂丘の丘の上で海が見えた。9月の月曜日。

静かに疲れていた。いや勝手に遊んでいただけだし好き勝手やってたんだけど。

9月後半から10月後半ごろにかけて記憶がほとんどない。覚えているのは、友達のお母さんと見上げた夜空、泣きながら。そこから観覧車、夕暮れの遊園地と、花火。

その期間はオレンジ色だった。何ていうか見えてるものが全体的に。あと常に涙が眼球に幕を貼っていた。瞬きをしても、こぼれないくらいの。

 

春はもう、ずっと前のことみたいだ。

何なら去年の冬の方が、最近のことみたいに感じる。気温のインパクトがないと、記憶に残らないんだろうか。そんなわけない。

ていうか春はもうすぐで、3ヶ月も経てば春になる。

 

「Woman Wの悲劇より」の話に戻るけど、

気に入ったので聴きながら帰り道に歩いていた。

「雪のような星が降るわ」という歌詞が気になった。

「星のような雪」ではなく「雪のような星」降っているのは雪ではなく星なのだ。星が降ったら、どんなだろう。どんな景色を見たら「星が降っている」と感じられるんだろう。

星、星。と思って歩いていたら、地面に氷のかけらのようなプラスチックの砕けたカケラみたいな、ガラスよりは鋭くないキラキラした透明な何かが落ちていて、そのいくつかを蹴った。

ただ、星ではない何か。

「降りつもるわ星の破片」という歌詞が流れた。

この歌詞の「星」はこれではない、何か。多分、これではない。

平井堅もカバーしていて。それもまたすごく好きだった。

この曲を夏の鳥取砂丘で聴いていたらズダボロにダメージ受けていたと思うけど、ハマったのが今でよかった。

何が起きて未来がどうなるかわからないもんだね。と春夏の自分に言いたい。それを聞けば、1時間歩かずに駅からバスで砂丘まで行っただろうに。

 

引っ越した。先月。

これは大正解だった。生活範囲は狭くなったけどかなり楽になって体と気持ちに余裕ができた。家族にたくさん手伝ってもらったけれど、自分は自分の生活のために引っ越すことができるんだなあ。という発見と安堵、喜び。

でもまだスーパーに行けていない。この冬から寒さに弱くなり、スーパーまでまだ歩いことがないのでどのくらい寒さと戦いながら歩くことになるのかわからないので歩き出せていない。だけどそろそろ限界を感じているので歩いて行こうと思う。いつになるかはまだ不明。

 

↑から30分ほど経ったけれど、そういえば先々週くらいに見たミゾレは「雪のような星」に近かった。光っていた、太陽の光で。

 

全然関係ないけど熱田神宮に初めて行ったけれど人が多いこと多いこと。

伊勢神宮(地元)よりも多い、多分。

あとお祭りレベルで出店がある。みんなトルネードポテトやチョコバナナを片手に初詣へ吸い込まれる、若干のテンションの歪み。それがまた楽しそうに見えた。

「チョコバナナ欲しい」を提案しようか迷ったけれど、最後まで美味しく食べられるか微妙だったのでやめた。その後に岩盤浴に行く予定だったので岩盤浴前にチョコバナナも違った。

岩盤浴も良かった。岩盤浴についても書きたいけどそれはまたのブログで。(体力)

 

お米を炊いた。3ヶ月ぶりくらいに。

あと家の保湿クリームの一員にメラノCCを加入してみた。

 

今日はここまで

 

 

 

 

 

1年待った春と半年間の夏。浦島坂田船との1年間-2021

 

 

今年も浦島坂田船について残したい。

2021年と浦島坂田船

 

1年止まっていた季節が動く。

動けずにいた春が、またやってくる。

 

2020年の春ツアーが1年の時を経て帰ってくる知らせと共に、2020年は幕を閉じ、2021年が始まった。

 

2021春ツアーは宮崎から始まった。

当日、客席で彼らを観て

 

もう見れない姿かもしれないと思っていた

もう聴けない歌かもしれないと思っていた

もう、この時間がないかと思っていた

だけど、そこにある。

そこに、ライブの時間がある

 

ステージに立つ彼らを観ている。同じコンテンツが好きな友達が、同じ会場にいる。

私たちはこの時間を、ずっとずっと待っていた。

春ツアーの記事も書きました。

桜花再凛-オンライン オーラス- ありがとう、今日も浦島坂田船で居てくれて。 - ギリギリセーフな安定と理解

 

 

春は動き、夏が来る。

 

夏にはアルバム「L∞VE」が発売された。

L∞VEの記事も書きました。

浦島坂田船、2021年の愛 NewアルバムL∞VE - ギリギリセーフな安定と理解

「愛」の引き出しが豊富なアルバム。これを提げて夏ツアーも始まった。

 

この夏は、半年続く夏になる。

また感染症の影響で、最終公演日は延期され、ツアーが終わったのは12/28だった。

夏は7/24、北海道から始まった。

暑い夏、人々が動きやすくなったり、動きにくくなったりした、夏。

彼らは愛を全国で歌い回る。

 

夏ツアーは学生コンセプトだった。

(もう見られかもしれない制服衣装を着て)

浦島坂田船の夏ツアーはとにかく楽しい。

明るい歌だけでなく、フランマや月夜、公演によってはStarryHeavenなど。節々にローテンポな曲も混ぜることでライブに緩急がつき、ぐったりすることなく楽しみきれる公演だった。

 

ステージも客席も、可能なかぎり余すことなく使う。

会場によっては花道、センターステージもしくはトロッコを使って会場全体を可能な限り駆け回っていた。

いろんな方向へエンタメを撒き散らす姿は、浦島坂田船だなあ。と

普段ツイキャスやYouTubeLiveなどの配信で話す様子とはまた違う、ファンと彼らが互いの存在を確かめ合うような姿。

ずっとこの夏を待っていた。

だから9月前半、オーラスの幕張メッセ公演を延期することが決まった日も、大丈夫何があってもこの夏は成功して幕を閉じられるから。と

きっと何の心配もなかった。

 

彼らも私たちも、どこか常に少しの緊張感を持って、夏ツアーを走り抜いた。

浦島坂田船の夏を幸せにやりきるために。

これからも、そんな日々が続くように願いながら最善を尽くしたと思う。

思うこともたくさんあった。不安になることもあったけれど、

それでも今年はライブができる。

できるように、彼らが動いてくれているから。

続きますように。

ライブがある日々が、このまま続きますように。

 

春ツアーでは一部公演中止や、オーラスのオンライン公演。夏ツアーオーラスの延期。

今年は去年に負けないくらい、何かを決めなければいけない機会が多かった。

何かを決めることも、決められたことを受け入れることも、体力が必要なこと。

だけど今年は嬉しいお知らせも多かったから、

どんな告知も前に進むために発表してくれたと思うし、私たちは受け入れた。

 

それぞれのソロライブも成功し、

ハロウィンライブ(オンライン)や大阪城ホールでのクリスマス公演。

十分すぎるくらいのコンテンツで、1年中楽しませてくれた。

 

ああ浦島坂田船ってこうだった。

浦島坂田船の1年ってこうだったって、

少しずつ思い出して噛み締める日々だった。

ライブの当落に緊張する時間、

気付いたらライブ1週間前だと気づく朝、

開演2分前の手拍子の音と1緒に実感する「もうすぐ始まる」。

私たちが大事にしてきた小さな時間から大きな時間までを取り戻した1年間だった。

 

浦島坂田船のエンタメは、これからもここにある。

いつ何が起きるかわからないから、

この幸せが続くような行動を、私たちは選んでいく必要がある。

彼らにできることを、私たちファンにできることを。

みんなで作っていく文化だから。

楽しい、幸せなことを幸せに受け取る。また続くように私たちも行動する。

循環で作られていく浦島坂田船、エンタメの文化を強く守って作っていくために。

 

先日、2022年の春ツアーが発表された。

また、春が来る。

 

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憂と愛のアラモード 2021センラソロアルバム À la mode

 

 


2021年センラくんのnewアルバム

ソロアルバムは2019年のLugeぶりだった。

どうしても、センラくんの音楽を、幸せや甘さだけで完成させたくないんだろうか。

 

全ての曲にこびりつく憂い。

 

センラくんの音楽に、憂いを乗せずにはいられない。

コンセプトがスイーツだろうが何だろうが

毎年、一筋縄では終わらせられない。

これは停滞ではなく彼の特色であり武器なんだと思った。

どんなコンセプトでもどんなメインビジュアルでも、甘さや幸せの中に潜む僅かな憂いや忘れようとしていた悲しみを引き摺り出して歌にする。

綺麗で滑らかな歌にする。À la mode

 


幸せな記憶も

悲しい記憶も

忘れたいけど忘れられない記憶も

忘れたくないけど忘れてしまう記憶も

テーブルの上に繊細なお菓子のように並べられたアルバムだった。

彼の音楽を聴く様々な世代の人たちの記憶を

見たこともない人たちの出来事を

歌にして、形取って、テーブルに並べる。

そうやってできた音楽だと思った

 


なんとなくセンラくんの音楽は、

夜 とか 人工的な光 とか あの時の何か とか 嘘、とかそういうものの近くにあった気がするけど、今回は五感に近い音楽だなと思う

コンセプトの影響あって 味 や 香り そういうものがふわふわと靡く。食べたことのないものでも、歯応えまで想像してしまうような

 


10.Sweet Nightで、センラくんの声がする。

「苦い思い出もいつか君のためになるから」

センラくんが配信でたくさんのリスナーにかけている言葉のようだった。

今までの幸せと不幸せ、すべてをうんうんと聞いて返事をしているような曲。

切ないようで、多幸感に溢れている。ライブを想像して今から泣けるような、黄色く輝く一曲

 


浦島坂田船のメンバーとしてのセンラくんは、何にでもなれるけど。

ソロのセンラくんはどこまで行ってもセンラくんだ。コンセプトが嘘でもスイーツでも、憂いと愛が籠ったアーティストだ。

何かになれないのではなく、何がきても彼に吸収されて彼の一部になる。

すべてセンラくんの芯に滲んでいく。

À la mode

 

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アルバムクロスフェード

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アルバム曲 J'adore

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アルバム曲 メロ

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アルバム曲 ティラミスユー

youtu.be

 

 

自分の純度を高める夏にする 自我の輪郭

 

 

幸福も信仰も、誰かになすりつけたくない。

人や物事に左右されにくい核を持っていたい。

 

愛する人やものを、はっきりした自我で決めていく。

 

最近はなかなか取れなかった感情の浮腫が痛かった

取れてしまうとそこからは早くて

 

私は絶対にこの夏を超える

できるだけ余分なものを取り払って、愛情の力で生きていく決心の純度を高めたい

今すぐでなくても

 

理想と現実の差分をと向き合って少しずつ埋めていく

埋まらなければ埋める方法を考える

どうしても自分は死ぬまで自分だから、精神のキャンパシティは自分にしか広げられない

自分を締める縄を自分で強めて苦しくても、潰れることはできなくて

私には強い骨があるし、死ぬまで形を保ち続けていく

生きて形を保ったまま苦しむなら、縄を解いて共存したい

 

あくまでもフェアに

求め続けるばかりではバランスが取れない

与えることと受け取ることのバランスを取り続けていく

好きな季節も嫌いな季節も、五感の経験を全て丁寧に抱きしめて分かり合えるまで輪郭を撫でる

そうやって自分の縁をはっきりさせる

 

自分の感情や行動の純度を高めて、鋭くて柔らかい自分でありたい。

 

大切にしていくよ、愛する気持ちを

誰のことかって、自分だと思ったらそれは正解だよ

私からの愛情なんて0か100だから、100を受け取っているんだから

 

 

浦島坂田船、2021年の愛 NewアルバムL∞VE

 

 

浦島坂田船は何にでもなれる

 

1.緩急

2.愛の引き出し

3.カテゴライズされない自由

 

1.緩急

緩急が心地よいアルバムだなと思った。

 

最初の4曲

1.世界で1番好きな名前

2.Save Me

3.SWEET TASTE PRESENT

4.シンデレラステップ

まではなんとなく高校生の自分が聴いたらこんな気持ちになるかもなと想像して。

浦島坂田船はイラストビジュアルがあることで本人が何歳だろうがいつでも「学生」になれるから強い。

年齢の幅がない。

4曲までは懐かしい、かつ少し生活から離れたいわゆる「アイドル曲」

アルバムと合わせてツアーも控えているので、ライブも絶対楽しいじゃん!となる前半。

 

5.月夜

これがまたすごく好き、生活に離れているとかの視点ではないような。

何度でも何年経っても好きでいる曲だろうなと思う。感覚としては、

16.グッドバイ

に似た曲への愛着だと思う。

自分がメロディアスな曲調が好きというところなんだけど。 

とにかく、アルバムの中で曲調が切り替わるタイミングが心地よい。

味変みたいなもので、集中して聴いても疲れないし、BGMとして聴き流していても何周もできる。

1曲1曲がシングルにできるくらい強いのに、曲順で全てのバランスが保たれている気がする。

来て欲しい時にちゃんと適した曲が来るからすごい。

あと、

17.Starry Heaven

で落ち着いた曲調になり、これはライブで聴いたらちょっと泣いちゃうな〜となっていると

18.PIRATES A GO GO

締め曲。

しっとり締めるかと思いきや明るく、ギラついた「海賊」の浦島坂田船で締まる。

その後、アルバムをループ再生していると浦島坂田船のキャラデザに準じた「青春」「キラキラ」な姿が戻ってくる。

この緩急もすごく気落ちいい。

だから繰り返して何周も聴ける。天才か

 

2.愛の引き出し

LOVE

浦島坂田船は「愛」の引き出しが豊富なんだなと思う

だって18曲も入っている。自分の感覚では18曲入っていることに「多いな!」と。

曲が多いということはグループの表現の種類が多いということで

いわゆる、「こういう曲しか歌えないグループ」ではないということ。

できることが多いのだ、まだまだ。

いろんな存在になれるのだ、浦島坂田船は。

きっともう一度「L∞VE」のタイトルでアルバムを出したら全然違う内容にできると思う。何にでもなれるグループだから。

今回のタイトルはLOVE→L∞VEになっている。8周年だから。だからLOVEの「O」が∞になるのは今年だけだね。

 

3.カテゴライズされない自由

何系グループ?と聞かれても難しい。アニメなの?と聞かれた回数は数えきれないけれど。

カテゴライズできないからの自由が、毎回アルバムで表現されている。

だから説明できないままでいい。

1曲も聴かずに理解できるグループじゃなくていい。

私だってまだ、浦島坂田船の表現の縁取りを見つけていない。

こうやって時間が経つたびに広く深いグループになっていく。

 

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