ギリギリセーフな安定と理解

健康な側面 言葉を残したい若い若い

蔓延する花粉を瞳だけで追いかける 

 

きらいなものを思い浮かべた時、

ホームに流れてくる電車を最初に思いついた

何歳になっても横断歩道をわたるとき

おねいちゃんが私の手を握る

 

突然飛び出したことを忘れられないんだろう

 

きっと、ずっと

 

 

雪だと思って握りしめたら溶けなかった

夏を好む人は全てから祝福されているということに、すごく納得した。

衣で四季を愛する姿が堪らなかった。大切で、大切で大切でだからこそ呪ってしまう気がする しつこいけれどずっと後悔が止まない 自分の子を川の濁流に投げ落とした気持ちだった 少ない歳月で、何を学んでいたのだろう

日々の守り方も結局何もわからないまま

 

何も欠けていなくて

 

満たされたように見えているから好きになった

本当に満たされていなくてもいいから好きになった

別の宇宙で、別の星で生きていてほしい

どうしたって、違うのだから

 

丸くて濃いグレーの瞳に1人で誓ってしまった

気持ちの代償は、わたしの不動と沈黙で返します。

自分の神様は自分で決める

その時の神様は、わたしに影響されないことと困らせることを叱りつけた

甘く怠い幸福を縁取った果物を、脳死で食べる日々。それを過ごさないことだけを意識の中に自立させている。

そのままでいると四季を逃してしまうと、気付いた時 捨てられなかった全てを残酷に捨ててしまった 気がする 骨が折れていった 体の骨が一本ずつ折れていく毎日だった

 

早さに任せて冬が終わり、強制的な孤独を迎えた春が来て

夜、夏の風に吹かれる前髪とそこから見える額が頭から消えなくて

動かずにいたら秋にいた 冬がこちらを見つめている ひたひたと足音が聞こえている

 

無自覚が、この世で一番恐ろしい いつか取り返しのつかない後悔をすることになるんだよ、願ってもいない未来を、素足で撫でる

 

愛する全ての幸福を本気で祈れる

そうして全てが報われている

 

 

悪意の検知が上手すぎて

わざとらしく、静かに傷ついている