春を越えるための意識 「夏に見捨てられませんように、神様。」
「でも、お前の時間を戻しちゃうかもしれない」
どんなことを言われたって、戻らない自信があった。今更何を言われたって、また長く眠り続けるようなことにはならない自信。
腕、
でも動揺した すごく
動揺して 本当に何も言葉が出て来なかった
違う、違う、違う これはあなたの、周りの力不足とかプレッシャーではなくて私の治療だった
心臓がガタガタして、震えるとかではなくて
ガタガタ暴れた とても静かに
迷惑とお世話をかけているぶん
観察眼もそのぶん働いたんだなと思った
ありがたくて申し訳なくなった
時間は戻らなかった
コレは、意識がハッキリしている証
自分への直接的な罰を与えて受けることができる心の余裕の表れ
そして増えていない
夏が来て 暑くもなる
季節についていくための。