神様はまだ何も知らない、焦げ付きは削がないと消えないことも。
綺麗の裏側にいつだって居たい。
麗しく綺麗なものの裏側には不幸みたいな顔をした汚い姿がある ある
汚いものがないと、綺麗なものが綺麗だと評価されないでしょ
美しくて麗しい綺麗な、人、もの
美しいあなたに汚いものを晒す時、手が震えたのはそういうことで、
つまり私はあなたの裏側で息をしているようなものでして
そんな私が今隣に居てごめんなさい と思っていました
世で隠されている欲望が過ぎて、目を背けた瞬間に
「こっち見ろ!!!!!!こっち見ろ!!!!!!こっち見ろ!!!!!!こっち見ろ!!!!!!こっち見ろ!!!!!!こっち見ろ!!!!!!こっち見ろ!!!!!!こっち見ろ!!!!!!」
って逃がさない 暴力がしたい
体と時間を濁った夜に売った女子高生を忘れないで欲しい
忘れたら許さないって 星も何にもない朝方を睨んでいる
一度体験したら、こんなにあっけらかんで嘘ばっかなのに数字だけは本当なだけの
ワールドだったのかって脱力した
ただ私自身は消えた
簡単で呼びやすい名前だけが残っていて、私はその名前に着せられた服と化粧品に成った。
ただ私の、浅はかな暴力的精神と寂しさと自己満足は、私の神様によって
昇華されて世に溶け込んだ。
そこには私自身もみんなもちゃんと形を残していた。
大人なのだなって思った。
私の汚いは、美しい大人に洗浄されて、人前に出せるものになった
油汚れを落とされたアヒルみたいだった・・・・・・・・・
でも私は、綺麗なアヒルに成って他と見分けがつかなくなるなら、
汚いアヒルで居たいと思ったけれど、
神様の手で洗われたのなら、神様の前でだけ綺麗なアヒルで居たい。
嘘でもよ。本当に見えるくらいの綺麗さをまとっていたい。
本当の私はそんなものじゃないけど、
そんな私が作るものは好きだけど、自分自身はいつだって
大切には、している。